【最新版】ハワイで買ったロレックスは日本で転売できる?税関・関税も網羅
ハワイでロレックスを買う前に知っておくべきこと
ハワイ旅行中にロレックスを購入する人が増えています。その理由は、日本より価格が安く、在庫も比較的豊富だからです。しかし、「本当に日本に持ち帰って大丈夫?」「転売しても問題ないの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
結論から言うと、ハワイでのロレックス購入は魅力的な選択肢です。ですが、日本に持ち帰る際には関税や申告のルールを理解しておく必要があります。さらに、転売を視野に入れているなら、法律やマーケットの動向にも注意が必要です。
「高級時計の転売=違法」ではありませんが、知らずにルール違反となるケースもあります。この記事では、購入から転売までの流れを丁寧に解説し、不安を解消します。
税関での申告ミスやトラブルを防ぐには、正しい知識が欠かせません。
この記事で分かること
- ハワイでロレックスが人気な理由と購入メリット
- 税関・関税に関する具体的なルールと注意点
- 日本で転売できるかの法的なポイントと現実
- 購入価格・転売価格から見る利益シミュレーション
- よくある疑問へのQ&A形式での解説
ハワイでロレックスが人気の理由とは?
ハワイのロレックス正規店の品揃えと価格
ハワイには、アラモアナセンターやロイヤルハワイアンセンターなどに正規のロレックス販売店が複数あります。特に人気モデルのデイトナやサブマリーナが国内よりも手に入りやすいという声もあります。店舗によっては事前予約なしでも購入できる場合があり、観光客にも嬉しい環境です。
2025年現在、ハワイでのロレックス価格は日本と比較して10〜20%ほど安い傾向にあります。これは為替や現地の税制度による影響が大きく、円安局面であってもお得感があるといえます。
日本より安いって本当?為替レートと税制度の違い
ハワイでは物品税(GET)はかかりますが、消費税のような全国一律の課税ではないため、実質的な価格差が出やすくなっています。2024年の平均では、1ドル=145円の為替レート時に日本との価格差が約30,000〜60,000円というケースもあります。
為替レートが安定している時期を選ぶことで、さらにお得に購入可能です。特に円高時は、日本で買うよりも明らかに安いという計算になります。
観光客向けの優遇や免税制度について
ハワイでは基本的に免税制度は採用されていませんが、観光客向けにTAX REFUNDのような返還サービスを独自に導入している店舗もあります。これを活用すれば、さらに5〜8%の割引を受けられることもあります。
また、観光客に対する対応も丁寧で、日本語対応可能なスタッフが常駐している店舗も多く、安心して購入できます。
ハワイ限定モデルや希少性の高いロレックス
「ハワイ限定モデル」と表現される商品は公式には存在しません。
しかし、実際には日本での流通が少ないカラーや組み合わせのモデルが現地に並ぶことがあります。特に、グリーンサブやヨットマスターの一部仕様など、一部のモデルは国内での入手が非常に困難です。こうした希少モデルをハワイで購入することは、コレクターや投資目的の購入者にとって魅力的なチャンスとなっています。
日本にロレックスを持ち帰るときの税関・関税のルール
ロレックスは免税範囲を超える?課税対象になるケース
日本に帰国する際、海外で購入したロレックスは「課税対象の高額商品」として扱われます。免税の範囲は1人あたり20万円までです。ロレックスは多くの場合この金額を超えるため、申告が必要です。
価格が20万円を少しでも超えると、全額に対して課税されるため、「一部だけ免税」といった対応はできません。現地での購入金額とレシートの提示が求められます。
日本の関税・消費税はいくらかかる?具体的な金額目安
課税対象になると、まず関税(0~5%)と消費税(10%)がかかります。2025年現在、ロレックスは「腕時計(貴金属製)」として分類され、関税率は3%前後が一般的です。
たとえば、ハワイで80万円のロレックスを購入した場合、合計で約10万円以上の税金がかかることもあります。申告をしないと、後日追徴課税される可能性があります。
空港での申告の流れと必要書類
帰国時は「税関申告書」を提出し、購入商品とレシートを税関で提示します。税関職員による確認があり、必要に応じて時計の箱や保証書も開示されます。
関税や消費税はその場で現金、またはクレジットカードでの支払いが可能です。スムーズな通過のためには正直な申告が鉄則です。
税関で没収されるリスクと対策方法
申告を怠ると、税関でロレックスが一時没収されるケースがあります。
過去には「使用済み」と主張したにもかかわらず、箱付き・未使用品と見なされ、持ち込み拒否された事例もあります。タグを外し、使用感を演出することがリスク回避に繋がることもありますが、過度な偽装は違法行為に該当するおそれもあるため注意が必要です。
ハワイで購入したロレックスは日本で転売できるのか?
中古品としての扱いと法的な制限
結論から言えば、ハワイで購入したロレックスは日本国内で転売可能です。ただし、「中古品」として扱われることが一般的です。購入してすぐに販売しても、新品としての扱いは基本的に受けられません。
法律上も特段の禁止はありませんが、販売目的で大量に持ち込む場合は税関で止められるリスクがあります。また、販売方法によっては古物営業法の対象となるため注意が必要です。
転売ビジネスと古物営業法の関係
ロレックスを継続的に販売する場合は、「古物商許可証」が必要になります。これは警察署での申請が必要で、取得には2~4週間かかることが一般的です。
無許可で販売を続けると罰則(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)を受ける可能性があります。メルカリやヤフオクでの取引も、頻度によっては営業行為と判断されるため注意が必要です。
買取業者の査定はどうなる?新品との違い
ハワイで購入したロレックスを国内の買取業者に持ち込んだ場合、多くは「海外購入品」「並行輸入品」として査定されます。正規保証書(国際保証カード)の有無が査定額に大きく影響します。
新品同様の状態でも、日本の正規店で購入したものに比べて、査定額が5〜10万円下がるケースもあります。外箱・ギャランティカードなど、付属品をすべて揃えることで減額を防ぐことが可能です。
転売可能なモデル・人気モデルの傾向
市場で高値がつきやすいのは、サブマリーナ、GMTマスターⅡ、デイトナなどのスポーツモデルです。とくに黒・青・緑の人気カラーは需要が高い傾向があります。
2025年現在、ハワイで定価購入したロレックスを日本で20〜30万円高く売却できたという例もあります。モデル選びによっては、確実に利益を出せる可能性があるのです。
ロレックス転売で利益は出る?リアルな利益シミュレーション
購入価格・関税・諸費用を含めた原価計算
ハワイで購入したロレックスの原価には、本体価格・消費税(GET)・関税・消費税・交通費などが含まれます。たとえば、定価8,000ドル(約116万円)のモデルを購入した場合、現地税金5%、日本の関税・消費税を含めると総額は約130〜135万円に達します。
関税や日本での課税を見落とすと、利益どころか赤字になるリスクがあるため、事前の計算が不可欠です。
国内販売価格との価格差から見た利益の目安
日本での中古市場におけるロレックスの販売価格はモデルによって異なります。人気モデルの「サブマリーナ デイト」は新品で160〜180万円、中古でも150万円前後で取引されていることが多く、ハワイで購入すれば15〜30万円程度の利益が出る可能性があります。
一方で、流通が多いモデルや人気が低いものは思ったほど差益が取れないこともあります。
人気モデルの値上がり傾向と将来性
ロレックスの中でも「デイトナ」や「GMTマスターⅡ」などのモデルは、毎年数%ずつ値上がりしている傾向があります。2020年から2024年の間で、一部モデルは約40%以上価格が上昇しました。
このような背景から、資産価値としての魅力も高く、長期保有後の転売でさらに利益を得られる可能性もあります。
販売プラットフォームごとの手数料と注意点
国内でロレックスを販売する際は、以下のような方法があります。
- メルカリ:販売手数料10%+送料
- ヤフオク:落札手数料8.8%
- 買取業者:即現金化可だが販売価格の80~90%
高く売るためには、状態・付属品・販売時期の見極めが重要です。
特にメルカリやヤフオクでは「保証書の有無」や「正規品証明」がないと信頼を得にくく、価格が下がる傾向があります。
ハワイと他国(アメリカ本土・スイス・日本)のロレックス価格比較
各国のロレックス販売価格一覧と比較表
ロレックスの価格は国によって異なります。2025年現在、ハワイは比較的安価に購入できる地域として知られています。アメリカ本土と比べても、同一モデルが100〜300ドルほど安いことがあります。
日本では為替や流通制限の影響もあり、同モデルが10〜20万円ほど高く設定されるケースもあります。一方、スイスは製造元でありながら、観光客向けの販売では税金の還付手続きが必要でやや複雑です。
為替レートによる価格変動の影響
ロレックスの購入タイミングでは、為替レートが価格差に大きく影響します。円安が進行すると海外での購入価格が上昇し、メリットが薄れます。
例として、1ドル=110円時に比べて、1ドル=150円時は同じ8,000ドルの商品が32万円も高くなる計算になります。円高の時期を狙うことで、お得に購入できる可能性が高まります。
保証・アフターサービスの違い
保証内容自体はグローバル保証のため、世界中の正規店で受けられます。ただし、購入店舗によって対応の柔軟さやスピードに差が出ることがあります。
日本で購入した場合は、全国の正規サービスセンターでの対応がスムーズです。一方、海外購入品は、修理や整備の受付時に「並行輸入品扱い」として別途確認が入るケースもあります。
日本国内で買うメリット・デメリット
日本で購入する最大のメリットは、安心感とアフターサポートの手厚さです。偽物や傷物のリスクもなく、正規の記録が残ります。
一方で、デメリットは「価格」と「品薄」です。特に人気モデルは常に予約待ち状態で、定価での購入が難しいことが多いです。
価格差を取るなら海外、確実性を重視するなら国内購入が安全です。
ハワイでロレックスを買って転売する際のよくある質問【FAQ】
Q1. ハワイで買ったロレックスはすぐに転売できますか?
はい、可能です。ただし状態や付属品が揃っているかが重要になります。たとえば、購入直後で未使用の場合でも、保証書や外箱がないと「中古扱い」とされ、買取価格が下がることがあります。
また、古物営業法により継続的に転売する場合は許可が必要です。1回限りであれば一般的には問題ありません。
Q2. 申告せずに持ち帰ったらどうなりますか?
税関での申告を怠ると、ロレックスが没収されたり、追徴課税されるリスクがあります。
2023年には、70万円相当の時計を無申告で持ち込もうとした旅行者に対し、13万円以上の課税が行われたケースが報告されています。トラブルを防ぐためにも正しい申告が必要です。
Q3. ハワイでの購入時にTAXを払わなくていいの?
ハワイ州では、物品税(GET)が一律4.712%かかります。免税制度は原則としてありませんが、一部の店舗ではTAXを実質値引きする形で販売することがあります。
免税店=TAXフリーではないため、価格表示と支払総額を必ず確認しましょう。
Q4. 日本のバイヤーはどのモデルを高く買ってくれる?
現在の人気モデルは「サブマリーナ デイト」「GMTマスターⅡ」「デイトナ」などのスポーツ系です。これらは中古でも150万〜250万円で取引されることがあり、状態が良ければ定価の1.3〜1.6倍で売却可能です。
レアカラー(グリーン、ブルー)、限定文字盤、スチール素材が高評価を受けやすい傾向にあります。
Q5. 転売目的で複数本購入すると違法?
ロレックス正規店では、1人あたりの購入本数を制限している店舗が多く、転売目的と判断されると販売を断られることがあります。さらに、税関で「商用輸入」と判断されると追加税や罰則の対象になる可能性もあります。
1回の旅行で複数本の購入・持ち込みは控えるのが無難です。
Q6. 古物商許可がなくても売れるの?
個人として一度だけ販売するのであれば古物商許可は不要です。しかし、複数回にわたって販売を続ける場合、古物営業法に基づく届け出が必須になります。
2024年には、無許可で高級時計を転売していた個人に警告が出された例もあり、今後の取り締まりも強化される見込みです。
まとめ:ハワイでロレックスを買って転売する前に知っておきたいポイント
ハワイでロレックスを購入することは、価格面でも希少性の面でも大きな魅力があります。ただし、購入から日本への持ち帰り、さらに転売までには税関・関税・法律の知識が不可欠です。
- ハワイは日本よりもロレックスの価格が安く、在庫も豊富な傾向にある
- 日本に持ち帰る際には免税範囲(20万円)を超えた場合の課税に注意が必要
- 転売には古物営業法が関係し、一定の取引を超えると許可が必要
- 人気モデルや限定カラーは転売市場で高値がつく傾向がある
- 価格差だけで判断せず、関税・手数料・リスクを含めて総合的に検討する
適切な情報と計画をもって行動すれば、ハワイでのロレックス購入は資産価値のある選択になります。
この記事を参考に、安全かつ有利な取引を実現してください。
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